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神戸アイセンター病院の紹介

栗本 康夫(くりもと やすお)

地方独立行政法人 神戸市民病院機構 神戸市立 神戸アイセンター病院 院長

京都大学医学部卒業後、信州大学医学部眼科助教授、神戸市立中央市民病院眼科部長、先端医療センター視覚機能再生研究チームディレクター(兼任)、先端医療センター病院眼科統括部長(兼任)を経て、2017年より現職。


27分 2024年収録

チャプター

  1. 神戸アイセンター病院の紹介
  2. 眼科救急医療への取り組みについて
  3. 地域医療機関との連携強化について
  4. 再生医療の取り組みと成果について
  5. 視覚障碍者支援の実践について
  6. 今後の目標と展望について

病院の概要

地方独立行政法人神戸市民病院機構 神戸市立神戸アイセンター病院
兵庫県神戸市
一般 30床/計 30床

  • 隣接する神戸市立医療センター中央市民病院と緊密に連携し、網膜中心動脈閉塞症に対する超急性期治療の提供、眼科急性疾患と脳梗塞への早期対応など、眼科救急・全身的な症状を有する眼疾患への対応を実施している。
  • 網膜領域におけるiPS細胞を用いた再生医療の臨床研究を行っている。網膜色素上皮(RPE)不全症に対して、他人のiPS細胞から作成したRPE細胞を移植する臨床研究は、より定着率を高めたひも状(凝集紐)に剤型改良を行った。今後、保険収載に向けて先進医療の申請準備を進めている。
  • 視覚障害者支援を実践する公益社団法人NEXT VISIONと連携し、「ナビレンズ」「コード化点字ブロック」「shikAI」など視覚障害者を支援するシステム等の実証実験に協力している。
  • 自治体病院としては唯一の眼科専門病院として神戸市の医療産業行政に寄与するとともに、眼のワンストップセンターとしての役割を果たすべく、臨床研究から臨床応用へ、そして治療、障害者支援への橋渡しまで幅広い取り組みを進めている。

自治体立優良病院表彰

  • 令和6年 両会長表彰

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