地方独立行政法人静岡県立病院機構静岡県立こども病院の取組み

坂本喜三郎（さかもときさぶろう）氏

静岡県立こども病院　院長

京都大学医学部卒業後、静岡県立こども病院心臓血管外科に入職、その後フランスのストラスブール大学ルイ・パスツール病院とパリ南大学マリー・ランロン病院に留学、静岡県立こども病院心臓血管外科医長、科長、副院長兼循環器センター長を経て、2017年より現職。

日本小児循環器学会副理事長、日本小児心臓外科医会（CHSS-Japan）会長、AAPCHS(アジア小児心臓血管外科学会)会長、胸部外科教育施設協議会会長、他所属学会多数

51分 2023年収録

チャプター

1. 静岡県立こども病院の沿革
2. 受賞前の状況
3. 診療領域の紹介
4. 循環器センターと小児がん拠点病院
5. 児童精神医療
6. こどものための・・多領域支援体制
7. 地域医療への貢献
8. 新たな課題：移行期医療
9. 最近の先駆的ICTへの取組み
10. 国際交流
11. 組織文化の醸成

病院の概要

地方独立行政法人静岡県立病院機構 静岡県立こども病院
静岡県静岡市
一般 243床／精神 36床／計 279床

• 救急医療では、静岡県の小児救急医療の最後の砦として、24時間365日体制で小児重症患者を受け入れている。
• 小児がん拠点病院、総合周産期母子医療センターの指定を受け、慢性難治性疾患から救命救急医療まで、小児専門医療機関として質の高い医療を提供している。
• 新型コロナ対応では、県内全域の小児感染患者医療の取りまとめ役を担っている。重点医療機関として、０歳児のICU対応を行うなど、県内全域から小児重症患者を受け入れている。

自治体立優良病院表彰

• 令和3年 総務大臣表彰
• 令和2年 両会長表彰

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