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中山間地の中小規模病院の経営健全化と地域貢献 公立邑智病院

山口 清次(やまぐち せいじ)氏

公立邑智病院 院長

岐阜大学医学部卒業。同大学小児科で研修開始。岐阜市民病院小児科、都立豊島病院小児科を経て、1987年 岐阜大学講師。1993年より23年間、島根大学小児科教授を務めた。専門は先天代謝異常、小児保健。厚労省研究班班長として、わが国の新生児マススクリーニング事業へのタンデムマス法導入に貢献。2021年より現職。


59分 2021年 院長・幹部職員経営セミナー収録

チャプター

  1. へき地の公立病院の特徴
  2. 病院の概要
  3. 邑智病院の方針
  4. 具体的な取り組み
  5. 繰出し基準のルール化
  6. 京セラ式病院原価管理手法
  7. 小部門ごとの収益分配の仕組み
  8. マスタープラン発表会
  9. 取り組みと効果
  10. 質疑応答

病院の概要
公立邑智病院
島根県邑智郡邑南町
一般 98床/計 98床

  • 救急医療では、郡内唯一の救急告示病院として、救急病床10床を確保し、24時間体制で患者を受け入れている。
  • へき地医療拠点病院の指定を受け、へき地診療所に医師・看護師を継続派遣するなど、地域において重要な役割を担っている。
  • 新型コロナ対応では、感染疑い患者と感染患者用の病床を確保し、簡易陰圧装置や人工呼吸器等の増設等を行った。県の感染管理支援チ ームに加わり、高齢者施設等からの相談に応じる体制を構築したほか、地元の医師を対象に防護服の着脱研修を行うなどしている。

自治体立優良病院表彰

  • 令和3年 総務大臣表彰
  • 平成4年 両会長表彰

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